二軸押出機はポリマーの物理的改質に広く用いられており、成形品の押出にも使用できます。単軸押出機に比べて供給特性が優れており、混合、通気、自己洗浄機能も優れています。様々な形状のスクリュー要素を組み合わせることで、ビルディングブロックの形で設計された排気機能付き二軸押出機は、以下の用途に使用できます。

  1. マスターバッチの製造

プラスチック粒子と添加剤の混合物がマスターバッチです。添加剤には、顔料、充填剤、機能性添加剤などが含まれます。二軸押出機はマスターバッチ製造ラインの主要設備であり、ポリマーマトリックス中の添加剤の均質化、分散、混合に使用されます。

  1. ブレンドの変更

マトリックスと添加剤、充填剤との最適な混合性能を実現します。ガラス繊維は最も重要な強化材ですが、他の繊維もポリマー担体と組み合わせることができます。繊維を添加し、ポリマーと組み合わせることで、高強度かつ高耐衝撃性を備えた材料が得られ、同時に重量とコストを削減できます。

  1. 排気

2本のスクリューが互いに噛み合うことで、噛み合い位置での材料のせん断プロセスが材料の表面層を継続的に更新し、排気効果を向上させるため、二軸押出機は単軸押出機よりも優れた排気性能を発揮します。

  1. 直接押出成形

二軸押出機は、混合と押出成形を組み合わせることも可能です。専用のヘッドと適切な後工程装置を使用することで、フィルム、プレート、パイプなどの完成品をより効率的に製造できます。直接押出成形では、冷却、ペレット化、再加熱、溶融といった工程を省略できるため、材料にかかる熱応力やせん断応力を軽減できます。また、全工程でエネルギーを節約でき、配合も容易に調整可能です。